思い出し凹み:おもいだしへこみ

?うまい表現である。

「思い出し笑い」に引っ掛けて、ある患者さんが言っていたことば、言いえてミョウである。

昔あったチョッとしたことがフッと心に浮かんできては、落ち込んで気分が凹む、「うつ」の人たちがよく経験する体験である。この「思い出し凹み」他の患者さんに話してみたら、説明なしに「ああそうです、その通りです」という。

たしか難しい言葉で言うならよく似た言葉に,「病的後悔」 というのがあった。うつ病の人たちの特徴的な症状、昔のことを思い出しては、「あんなこと、せんといたらよかったのに、こうしておいたらよかったのに・・・・・」どうにもならない過去のこと、そんな後悔ばかりが心に浮かんでくる。アアアーと心から振り払う。心の隙間に入り込んでくる。ある有名な先生が言っていた「過去の肥大」ってこんなことを言うのかな、うるおぼえです。


このブログお読みの方でも、その通りまったく「思い出し凹み」うまいなと多いのではないだろうか?